祝・日本遺産認定!旧手宮線の階段アートが登場
今回の階段アートのデザインは「旧手宮線」です。令和7年2月4日に小樽市が単独で初めて日本遺産に認定された、小樽の重要な文化遺産の一つである旧手宮線がデザインされています。
【階段アートのデザインについて】
「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽~『民の力』で創られ蘇った北の商都」というテーマで、令和7年2月4日に小樽市が単独で初めて日本遺産に認定されたことを受け、この地域の歴史的背景に焦点を当てたデザイン提案をさせていただきます。この認定を契機に、小樽の重要な文化遺産の一つである旧手宮線を象徴的なデザインとして選定しました。
小樽は、多くの歴史的資産を保存してきた街であり、旧手宮線もその中でも特に重要な役割を果たしてきました。1985年に廃止された後も、その跡地は変わらぬ姿で現存し、現在では散策路として地域に親しまれています。
旧手宮線は、単なる交通手段ではなく、長い間、小樽の物流を支え、街の発展に寄与した歴史的な軌跡です。私たちは、この歴史的な価値を感じさせ、訪れるお客様に小樽の豊かな文化と歴史をより深く理解していただくことを願っています。
また、ホテルとしても地域とともに歩み、支える存在でありたいという想いから、このデザインを提案しました。
さらに、この階段アートは、小樽の魅力的な街並みを写真スポットとして楽しんでいただける場所でもあります。旧手宮線の写真を階段に施すことで、来館者が線路を抜けるように上がると、自然に小樽の美しいオーシャンビューが広がるストーリー性を持たせています。
このように、旧手宮線のデザインは、ただの装飾ではなく、小樽の歴史と現代をつなぐ大切なメッセージとなり、ホテルの空間に新たな価値を提供するものと確信しています。
◆設置期間:旧手宮線の階段アートは、晩秋までの設置となります。